「…入口、ここ混みませんかね」
開始10分前。
先週の会場は、思ったより空間に余裕がありませんでした。
担当の方が、入口と料理台の間を二歩、三歩、測るように歩きます。
「ここ、止まりそうですよね…」
まだ誰もいない会場です。
入口の前で、幹事さんの足が止まります。
「もし列できたら、僕の段取りミスですよね」
小さな声でした。
正直、その言葉を聞いて、少しヒヤッとしました。
会場の“混み方”は、料理の良し悪しより先に、空気を変えてしまうことがあります。
なぜ法人ケータリングは“入口で止まりやすい”のか
法人の懇親会や交流会は、最初の10分で流れが決まります。
- 受付の前後で人が溜まる
- 名刺交換や挨拶で足が止まる
- 「とりあえず料理を見に行く」が同時に起きる
この3つが重なると、入口付近が詰まりやすくなります。
詰まると、次に起きるのは「誰がどこに立てばいいか分からない空気」です。
幹事さんがいちばん避けたいのは、ここだと思います。
「ちゃんと回ってる?」と見られるのは、料理より先に“動線”だからです。
開始前10分でできる動線調整3つ(実際の現場対応)
あの日、開始前に動かしたのは3つだけです。
① 入口側を空ける(まず“詰まりの起点”を消す)
料理台が入口に近いと、「入口→料理台」が一直線になって列ができます。
入口側を少し空けるだけで、立ち止まる場所が“入口以外”に分散します。
② 料理を左右に分ける(人を二手に分ける)
料理が一方向に集まると、人も一方向に集まります。
左右に分けると、自然に流れが二つに割れます。
「どっちから取ってもいい」が、混雑をほどきます。
③ 飲み物を別台にする(料理台の滞在時間を短くする)
飲み物が料理台にあると、取る動作が重なって滞在時間が伸びます。
飲み物だけ横の台へ移すと、料理台の前が回りやすくなります。
料理台を、こちらで少しだけ動かしました。
「入口側、少し空けます。」
飲み物を、横の台へ移します。
もう一度、通路を見ます。
「これで、流れ分かれます。」
担当の方が一歩下がって、全体を見ました。
「…あ、これなら」
少し間を置いて、
「始めましょう。」
さっきまで固かった声が、少しやわらぎました。
料理より先に見られているのは「流れ」
ケータリングは料理の話になりやすいですが、
幹事さんの心配は、味より先にこういうところにあります。
- 入口が詰まらないか
- 列ができたときに“自分の責任”に見えないか
- 会話が始まる前に会場がバタつかないか
「できるかどうか」よりも、迷わせないかどうかが大事。
動線が整っているだけで、幹事さんの負担はかなり減ります。
段取りミスと言われないために、事前に確認する3点
事前に確認するのは、細かいこと全部ではありません。
詰まりを減らすために効くのは、この3点です。
- ① 会場名(会場の形が分かる)
- ② 開始時間(人が動くタイミングが読める)
- ③ 入口と料理台の距離感(詰まりの起点が分かる)
図面がなくても大丈夫です。
「入口がここで、料理はこの辺に置きたい」くらいのイメージが分かれば、動線は寄せられます。
よくある質問(FAQ)|会場が狭い場合どうする?
Q. 会場が狭いのですが、ケータリングはできますか?
できます。
狭い会場ほど、入口側を空ける/料理を左右に分ける/飲み物を別台にする、が効きます。
「詰まりやすい起点」を先に消すと、狭さの不安が減ります。
Q. 受付と料理台が近いのですが大丈夫ですか?
近い場合は、受付の“前後”で人が溜まりやすいので、料理台の位置をずらすか、左右に分ける提案が合います。
当日の流れが止まりにくい形に寄せます。
Q. 開始直後に列ができそうで不安です
列ができる原因は「人が同じ方向に動く」ことが多いです。
左右に分ける、飲み物を別台にする、入口側を空ける。
この3つで“動きの選択肢”が増えると、列が目立ちにくくなります。
松山市の法人イベント|会場名と開始時間だけで動線は決まります
来週以降のご予定があれば、会場名と開始時間だけ教えてください。
事前に見ておくだけで、開始前の空気は変わります。
「入口が混みそうで…」
その不安のままで構いません。
当日の動きを伺いながら、無理のない形を順番に確認します。
締切の目安(松山市)|ケータリングは基本5日前まで
- 基本:5日前まで
- 直前:内容と日程によりご用意できる場合があります(まずはご相談くださいませ)
会場の条件は、直前に分かることもあります。
ただ、動線の不安は、先に置けると当日が一気に楽になります。
ご相談
お電話:089-910-6420(受付 10:00〜18:00)
松山市の法人ケータリング(懇親会・社内イベント)のご相談を承ります。
「会場は◯◯で、開始は◯時です。入口が混みそうで…」
この一言から進められます。お気軽にご相談くださいませ。

