【仕出しへの挑戦①】高いだけの仕出しに、終止符を打ちたい

仕出し

「店長やったら出来るでしょ?」お客様の軽い一言から始まった、仕出しの第一歩。

「仕出しって、高いだけで食べるモノが無いんよ…

カチカチでパサパサの焼き魚、
食べるのが面倒いサザエ、
手がベチャベチャになるエビ。

なんか、納得がいかんのよ。

やけん店長が作ってくれたら、何とかなりそうな気がする❣️」

──そんなやり取りがきっかけでした。

仕出しに求められるものを学び始めた日々

それからです。仕出しに求められるモノ・コトを学び始めたのは。

カチカチ、パサパサ、ベチャベチャ。
古くさい、食べにくい、面倒くさい。
だから、半分くらい残す。

子どもの頃を振り返っても、正直、仕出しにいいイメージはありませんでした。

好きだったエビも、殻をむいたあとは手がベチャベチャで、
おしぼりが無くて困った記憶が残っています。

お客様や身内に聞いてみても、同じような声が多くて…思わず盛り上がったのを覚えています。

整理して見えた3つの課題

ここまでを整理すると、課題は3つ。

  1. 冷めても柔らかくてジューシー
  2. 食べやすくて食べ飽きない
  3. 見た目が華やかで高級感がある

この3点がクリア条件です。

挑戦の道とお客様の声

どうせやるなら、「高いだけの仕出しに、終止符を打ちたい」。
そんな想いで始めた、仕出しの道。

「残すモノが無かった!」
「ぜんぶ食べたの初めて!」
「子どもから年配者まで口に合った!」
「美味しかったから、またお願いします!」

いただく言葉の一つひとつが、大きな励みになっています。

これからの挑戦へ

そして次回は──
実際にどんな料理を工夫してきたのか。
その舞台裏を、少しずつ綴っていきます。

挑戦は、まだまだ続きます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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