松山の法事仕出し|お届け先でひろがる笑顔。〈和雅〉の一折に込めた想い
松山で法事の仕出しをお考えの方へ。
ふたを開けた瞬間の「美味しそう!」の声──。
その一言の奥には、故人を想う優しい時間があります。
京都割烹やなぎさわやでは、想いを形にする一折〈和雅〉を、
一つひとつ丁寧にお届けしています。
「美味しそう!」の声が響いたお届け先にて
折詰をお届けしたお宅で、ふたを開けた瞬間に明るい声が弾みました。
「美味しそう!」──そのひと言に、思わずこちらの顔もほころびます。
ご家族が囲む食卓の中央に〈和雅〉がそっと置かれていきます。
色とりどりの料理が並ぶと、お部屋の空気まで柔らかくなるようでした。
「今日はゆっくり話せそうね」そんな声が聞こえたとき、胸の奥が少し熱くなりました。
小さくうなずきながら、その場をあとにしました。
料理が人と人をつなげている。
その空気を感じた瞬間でした。
故人を想い、味を選ぶということ
今回のご依頼では、故人がお好きだっただし巻き玉子や、熟成カレイの味噌漬けをお入れしました。
お客様から「この味が好きだったんです」と打ち合わせのときに伺っていました。
その言葉を聞いたとき、胸の奥が少し熱くなりました。
“食の記憶”は、人の想いとともに残るもの。
だからこそ、香りや味の余韻がご家族の語らいを優しく包むように──
そんな想いで、一品一品を仕上げています。
世代を越えて“ちょうどいい”を届ける
焼き魚は、身がすっと離れるほどやわらかく。
天ぷらは衣を薄くして、冷めても軽やかに。
年配の方にも箸が通りやすいよう、火加減を見極めています。
ふっくら炊いたご飯に、香ばしいローストビーフを添えて、若い方にも食べ応えを感じていただけるように仕立てました。
一口目から満足できる、しっかりとした旨味に仕上げています。
味を仕上げるときも、召し上がる方の顔を思い浮かべながら、温度や香りを合わせていく──その繰り返しが、毎日の仕込みです。
小さなお子さまにも食べやすく、どの世代の方にも安心して箸を伸ばしていただけるように。
一折を包み終えたあと、しばし手を止めました。
誰かの笑顔につながる料理を、今日も無事に届けられたことに、静かにほっとする瞬間です。
「またお願いね。」の一言が、次の一折を生む
お届けから数日後、うれしいご感想をいただきました。
「全部ペロリでした!」──その言葉を読むと、厨房の空気がふっと和らぎます。
まな板を洗い、火を落としながら、「よかったね」と誰かがつぶやく。
その声が、次の一折の力になります。
ご法要やお集まりの席に合わせて、料理内容のご相談も承っております。
松山を中心に、東温市・伊予市・砥部町・松前町へ配達しております。
ご家族の想いを大切に、これからも一つひとつの折詰を丁寧にお届けしていきます。

