松山・東温の一日。灯りと人の笑顔。
夜明け前の厨房から、夕暮れの配達まで──。
今日も「おいしかったよ」の言葉に支えられた一日でした。
香り・光・人の温度がつながる、やなぎさわやの一日をご紹介します。
🌅 夜明け前の厨房
夜が明けきる前の厨房では、今日も仕出しとお弁当の準備が始まります。
今朝は大口のご注文が重なり、牛のしぐれ煮と天ぷらの盛り合わせを多めに仕込みました。
大鍋で牛肉を炊く香りが広がり、隣の台では海老や野菜の下ごしらえ。
静かな早朝ですが、厨房の中はすでに活気で満ちています。
昨日は松山市から東温市まで配達。
同じ一日でも、通る道や出会う人が少しずつ違います。
それぞれの場所で交わす言葉に、いつも励まされています。
☀️ 午前の現場と、100食の仕込み。
午前中は、生命保険会社さまのミーティング弁当を担当しました。
女性の方が多いとのことで、牛のしぐれ煮を中心に、彩りをやわらかく整えています。
ご予算の中で「少しだけ特別感を添えたい」とのご相談をいただき、
スタッフ全員で100食を仕上げました。
本当はお休みの日でしたが、
地域の現場を支える一日なら、それも悪くない。
「おいしかったよ」と言っていただける瞬間が、やっぱり嬉しいです。
午後は3件の配達へ。どの現場にも、お昼の笑顔がありました。

🌙 秋の夜長とはよく言うもので
18時を過ぎると、もう辺りは真っ暗。
配達を終えて戻れば19時。厨房の灯りだけが、ぽつんと残っていました。
静かな厨房に湯気の香りがふっと残り、一日の音がやさしく響きます。
今夜はスーパームーンとのことでしたが、お月さまは雲の向こうに隠れていました。
それでも、無事にお弁当をお届けできたことが、いちばんの満月のように感じられます。
本日は松山市内の企業さまへ〈牛のしぐれ煮弁当〉を100食ご用意。
「おいしかった」「ありがとう」──そのお言葉に、胸がほっと温かくなりました。
明日の朝もまた、いつもの厨房から。少し冷たい空気を吸い込みながら、新しい一日を迎えます。
🍱 今日の灯りと、明日の一折。
朝の仕込み、昼の現場、そして夜の静けさ。
それぞれの時間に、人の想いがありました。
“また食べたい”と思っていただけること、
その一言が、私たちの明日の力になります。
地域の皆さま、いつもありがとうございます。
これからも、安心してご利用いただけるよう努めてまいります。
今日も一日、ありがとうございました。

